学生の窓口編集部

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パソコンを見ている女性

就活はいろんな企業に面接に行くことになります。アナタと同じように、たくさんのライバルたちがその会社に入ろうといろんな努力や準備をして臨みますが、そこでアナタに何も魅力がなかったらどうなると思いますか?1社からも内定がもらえることなく終わってしまうのではないでしょうか。

そうならないためにも、他の人に差がつくような資格を持っておくといいでしょう。

◆就活における取得資格の重要性とは?

履歴書の欄には、「資格」という欄があるかと思います。そこが空白だったら、面接官はすぐに「不採用」の箱にアナタの履歴書を置くようになるでしょう。面接というのはかなり多くの人が受けますから、当落線上にはかなりの人数がいると思ってください。

そんなときに、誰が見ても明確に差が付けられるのが資格の欄というわけです。もちろん、資格を持っているからと言って、合格に直結するというわけではありませんが、資格を取得するために頑張った努力や姿勢というのは好印象になるでしょう。

◆就活に有利な資格

本来であれば、マスコミにはこういった資格が有利、商社はこうった資格がいい・・・とお教えしたいところですが、先ほども言ったように「資格」で合否に直結することはありません。どの業種も「持っていた方がアピールできる」資格は共通していますので、持っていた方がいい資格をご紹介いたします。

【普通自動車免許】

運転免許証は、「持っていて当然」だと思っている企業がほとんどです。

面接する側も運転免許証がないと、「何でないの?」と疑問に思うことが多いようですね。

【簿記】

会社のお金の流れを把握するために必要なのが「簿記」です。これから入社する企業の財務状況が理解できるのとできないとでは全然違います。

【TOEIC/TOEFL】

どの企業も英語が話せる人が欲しいと思っています。英語の重要性は日々ましていっている状況ですので、英語が話せることを前提に採用を考えている企業も多くなっているとのこと。資格=話せるわけではないということは誰しもが知っています。

そこで、TOEICやTOEFLで能力を数字にして見せられるのはとてもいいところだと思います。

【Officeソフト】

Officeソフトはどの企業でも使うことになります。ですから、WordやExcelが使えるというのは大きなアピールになりますね。

【ITパスポート】

システム業界、SE・プログラマー・システム営業向けの資格がITパスポートです。常識的な内容がほとんどですから、システム業界にいきたいと思っている人は取得しておいて損はありません。名前だけ聞くと難しそうに聞こえますが、勉強も1か月くらいやれば取れる資格です。

◆「資格」を持っているよりも、「使えるかどうか」

資格は合否に直結しないと話しましたが、なぜだと思いますか?それは、資格を取得するために勉強したけれど、実践では全然使いこなせていない人が多い・・・という部分も関係しています。つまり、資格を持っている持っていないということは、「マイナスになる事はないが、それほどプラスにはならない」と言えるでしょう。

資格を持っていなくても、実践でパソコンを使いこなせてくれる人のほうが企業としてはありがたいというわけです。英検4級を持っていても、英検は持っていなくても海外に暮らしていたという人のほうが魅力ですよね?それと同じことです。

終身雇用が崩壊してきていますが、それでもまだ同じ会社で長期間働くというのが日本のスタイルです。企業にとっても、長く勤めてくれる人を採用したいわけですから、資格だらけだけど飽き性の人間よりは、資格がなくてもがまん強い人がいいというのが理想となります。

どんな人間性で性格をしているのか。努力をすることができるのか?そういったところが大きな部分となり、そこにプラス資格があると、よりアピールすることができることになるでしょう。大手有名大学を卒業しているチャランポランもいます。

高卒資格しかないけれど、頭の回転が速い人もいます。企業にとってどっちがメリットがあると思いますか?もちろん後者ですよね。大卒だからと言ってたかをくくっていたけれど、自分よりもはるかに下の大学を卒業した人間が内定をもらっていて悔しがるという学生もいるのにびっくりです。

大学=人間性ではありません。そこを理解しないといけないのではないでしょうか。

◆さいごに

自分で言うのもなんだけど、一応人間性はいいと言われる。そういった人は、より自分をアピールできる素材として資格を使いましょう。賢く立ち回って、よりよい就職活動をしてくださいね。