【ライブドア・ニュース 19日 東京】 − 農機具製造の共立が20日に発表した04年11月期の連結決算によると、北米販売での円高ドル安の影響で、営業利益は前の期に比べ3%減の34億円だった。

 製品の充実や排ガス規制の対応などで、売上高は同横ばいの623億円だった。北米での為替の影響を、有利子負債削減による利払いの圧縮などで補い、経常利益は同横ばいの33億円だった。製品回収や無償修理費用など計5億円の特別損失を計上したため、純利益は同2%減の16億円だった。

 05年11月期の連結決算では、売上高が前期比1%増の630億円の見通しだ。ドル安や原油の高騰で、経常利益は同21%減の26億円、純利益は同21%減の13億円を予想している。【了】

共立
http://www.kioritz.co.jp/

ライブドア・ニュース 佐谷恭記者