ふわふわ食感のかき氷! 「YukiYuki(ゆきゆき)」(ウィズ)

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暑い、とても暑い。どこにも出かけたくない。そんな暑さが連日続いているが、こんなときはやっぱりかき氷が食べたくなる。かつて屋台でかき氷をつくったことのある筆者にとっては想い出深い食べ物だが、時代は流れ、台湾そして国内でも表参道・原宿エリアを中心に人気という新種のかき氷が登場していた。「ふわっとした雪のような口どけ」が特徴だという。さて、そんな「ふわふわかき氷」を自宅で簡単につくれるアイテムがこのほど発売、季節にピッタリなので食べたことがある人にも、ない人にも紹介したい。

雪のようなふわふわが特徴ということで、その名も、「YukiYuki(ゆきゆき)」(ウィズ)。ふつうのかき氷メーカーのようにハンドルを回して、専用の製氷カップで凍らせた材料を入れれば、綿雪のように薄く削り出せるそうだ。

「近年、サッカー観戦の“スタジアムグルメ”のひとつとしてふわふわの台湾風かき氷が人気だったので、これを家庭で簡単に作れる製品を出せないか、というのが開発のきっかけです。また、時を同じくして、原宿などにお店が出店し注目を集め始め、“これはいける”とさらに確信しました」(ウィズ担当者)

筆者の知らない間に、日本でも広まっていたという感じ。その味の特徴はどうだろう。
「お店によってさまざまなレシピがあるようですが、牛乳や練乳などを混ぜた氷がふわふわに削り出されていて、口の中でとろけるような食感とまろやかな甘さがたまらないと人気です」(同)

聞いただけでとても美味しそう。ところで、「YukiYuki」は普通のかき氷メーカーと具体的にどこが違うのか。
「絶妙な角度で削り刃が氷にあたる構造になっており、それによって簡単に氷をごく薄く、ふわふわに削りだせることです。また、ファッション誌、女性誌などで活躍中の料理研究家のスヌ子さんによるレシピブックを同梱したこともご好評いただいているポイントです」(同)

レシピブックがあるとないでは、作るのに大きなちがいが出る。料理好きの筆者にとっては興味津々だ。参考までに、おすすめのレシピをいくつか教えてもらった。

○マンゴーが鮮やかな「台湾風ふんわり氷」
練乳と牛乳を混ぜて凍らせたものを削り出し、角切りマンゴーをあしらい、マンゴーシロップと練乳をかける

○「ガスパチョ」
スペインなどで「飲むサラダ」として暑い時季に愛されており、トマトジュースなどを使って作る

甘くないレシピもあるので、自分好みのものが見つかるはずだ。作り方詳細は付属のレシピブックでぜひチェックしてみてほしい。
(羽石竜示)