米労働省が発表した6月の雇用統計によると、景気との連動性が高い非農業部門の雇用者数（季節調整値）が前月に比べ28万8000人の増加となった。

　事前の市場予測を上回る水準で、5カ月連続で20万人を越える増加を維持している。

　民間部門は26万2000人の増加。専門サービス（6万7000人増）、小売（4万200人増）、レジャー（3万9000人増）、医療（3万3700人増）などのサービス分野を中心に雇用が拡大した。政府部門は2万6000人の増加となった。

　4月の雇用者数が30万4000人増（前回発表28万2000人増）、5月の雇用者数が22万4000人増（同21万7000人増）がそれぞれ上昇修正された。

　一方、6月の失業率（軍人除く、季節調整値）は6.1％で前月から0.2ポイントの低下。

5月の有効求人倍率は1.09倍と高水準、完全失業率3.5％に低下
大学生の就職率94.4％、3年連続で改善
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