Google Fit 発表。複数デバイスやアプリからフィットネス情報を集約管理
開発者イベント Google I/O の開幕キーノートより。Google がGoogle Fitを発表しました。Androidの次期バージョンに組み込まれる健康管理プラットフォーム。
ウェアラブル端末やアプリなどから、歩数、睡眠時間、摂取カロリー、体重の推移といった健康にかかわる情報を集約し、確認可能です。また、ユーザーが承認することで、アプリからGoogle Fitのデータにアクセスもできます。
現在、複数のメーカーから心拍数や睡眠時間などを計測できるスマートウォッチなどが発売されていますが、異なるメーカー同士でデータを相互にやりとりするには、開発に同じAPIとSDKを用いる必要があります。計測データを集約することで、健康状態を把握する精度が上がるなどのメリットが考えられます。
Google Fitに対応するAPIとSDKは、数週間以内に公開される予定です。現在発表されているパートナー企業は、アディダス、ASUS、HTC、インテル、LG、モトローラ、ナイキなど。
Googleはかつて、Web上で健康関連の情報を集約する健康管理サービスGoogle Healthを運営していましたが、利用者が伸びず、2011年いっぱいで運営を終了しています。そして今回、OSにGoogle Fitを組み込む形でヘルスケアの分野に再参入を果たしました。
Webに健康状態を記録するというアプローチでは失敗しましたが、アップルやサムスンが試みているように、個人が所有するデバイスの範疇でより精度の高い健康管理を行うというやり方は、これからうまく普及するのでしょうか。
Google I/O 2014 キーノート速報はこちら。
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Google Fitに対応するAPIとSDKは、数週間以内に公開される予定です。現在発表されているパートナー企業は、アディダス、ASUS、HTC、インテル、LG、モトローラ、ナイキなど。
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Webに健康状態を記録するというアプローチでは失敗しましたが、アップルやサムスンが試みているように、個人が所有するデバイスの範疇でより精度の高い健康管理を行うというやり方は、これからうまく普及するのでしょうか。
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