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KDDIは25日、国内通話が定額で利用できる新料金プラン「カケホとデジラ」を8月13日より提供すると発表した。NTTドコモ、ソフトバンクモバイルに続き、これで主要キャリア3社すべてが、国内通話定額サービスをそろえたことになる。

「カケホとデジラ」は、基本料金のみで通話時間、回数を問わずに国内音声通話が定額となる「電話カケ放題プラン」と、データ通信料定額サービス「データ定額」を組み合わせた新料金プラン。データ容量は家族間で贈りあうことができる「データギフト」も提供し、家族でのauサービスの利用にも配慮したものとなっている。

電話カケ放題プランの料金は、2年単位の継続契約を前提にした「誰でも割」を適用した場合、4G LTEスマートフォン向けで月額2,700円(税別、以下同)、auケータイ向けで月額2,200円となる。

4G LTEスマートフォン向けデータ定額は6種類用意されており、2GB/3GB/5GB/8GB/10GB/13GBのデータ容量から選択できる。料金は2GBが月額3,500円、3GB3が同4,200円、5GBが同5,000円、8GBが同6,800円、10GBが同8,000円、13GBが同9,800円。データ定額はソフトバンク、NTTドコモにはない3GBプラン、8GBプランなどを用意し、個人が利用しやすいように配慮した。

auケータイ向けのデータ定額料金は月額3,500円となる。

4G LTEスマホ向けでは、月間データ容量を超過した際に、リアルタイムでデータチャージすることも可能。チャージにはデータ容量に応じて2種類あり、0.5GBが550円、1GBが1,000円。ただし、有効期間は62日となっている。サービス開始は8月13日。

データギフトは必要に応じて家族間でデータ容量をリアルタイムに贈り合うことができるサービス。同サービスはデータチャージサイトから利用でき、受け取ったデータ容量は当月末まで利用できる。ただし、月間データ容量から贈ることができるのみで、追加購入したデータ容量は贈ることができない。同サービスの提供は12月を予定。

同社はさらに、auの長期利用者向けの特典も用意。利用年数6年目以上に対して、3カ月に1度データ容量を増量する。対象者には0.5GBから2GBが増量される。同サービスの提供時期については未定。