悔しさと向き合った香川真司「このまま終わるわけにはいかない」

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 ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第1節コートジボワール代表戦から一夜明けた15日、日本代表は試合会場のレシフェからベースキャンプ地のイトゥに戻り、夕方からトレーニングを行った。

 記者団の取材に応じたMF香川真司は、コートジボワール戦を1−2の逆転負けで終えて、「寝られないでしょ。徐々には寝られたけど、寝付きはよくない。まあ、でもそれはしょうがない。試合の後はいつもこうだし」と、話し、「次の試合のことを考えたいと思っていたけど、昨日の試合を考えたし、昨日1日は自分の中で思うことを思って、もう切り替えるしかないし、もう悔しいという思いしか湧かなかった。でも、昨日の夜に十分に向き合ったので、また明日の練習からしっかりやりたい」と、次戦を見据えた。

 悔しかったことを問われると、「自分たちのサッカーができなかったというのが率直にあって、また個人的にも何もできなかったと感じていて。ただ、この4年間、ワールドカップのために皆がんばってきたし、まだリーグ戦だから、必ずしもこれで敗退するわけではない。次の試合に向けてしっかり準備して、絶対に次は勝ちたい」と、コメントし、コートジボワール戦について、「特に攻撃のところで、絶対に隙はあると信じてやっていたけど、動きが硬くてトライできなかった。ワールドカップの雰囲気もあったけど、それを含めて自分の力不足だったと思う。ただ、このまま終わるわけにはいかないし、絶対にできると信じている」と、語った。