宮崎日大vs宮崎南

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宮崎日大が9回に追いつく粘りで延長を制してV!

優勝旗を手に球場を行進する宮崎日大ナイン

 夏の前哨戦で、決勝に残ったのは宮崎南と宮崎日大。宮崎南は、昨日の準決勝で185球投げたエース境田 恭太郎を温存して挑んだが、先発の森山 誉己が宮崎日大打線を相手にしっかりと試合を作り、決勝戦に相応しいがっぷりよつの好ゲームとなった。

 先制したのは宮崎南。初回、敵失と四球等からチャンスを得て二死満塁として、6番甲斐が左前2点適時打を放ち2対0。宮崎南は、2回に内野ゴロ間に1点を献上して2対1となるも、5回には、3番徳丸 稜哉の左前適時打と敵失から4対1とリードを広げる。

 しかし、宮崎日大は5回裏。4番西村が一死一塁から中右越適時三塁打で一点を返すと、その後、6番木原が二死二塁から左前適時打で宮崎日大が1点差まで追い上げる。

 その後、両者一歩も譲らず最終回へ。9回裏、宮崎日大代打の宮坂が一死一三塁から中前適時打を放って同点に追いつく。

 そして、延長となって迎えた10回裏。宮崎日大7番新名が一死満塁から内野安打を放ちサヨナラ。16年ぶり3度目の優勝を果たした。

(写真・文=三角 竜之)