今年3月に大学を卒業した学生の就職率が3年連続で改善したことが分かった。厚生労働省と文部科学省が就職状況等を共同で調査し、4月1日現在の状況を取りまとめた。

 両省の発表によると、大学の就職率は94.4%で前年同期を0.5ポイント上回った。

 男女別にみると、男子は93.8%で前年同期比0.6ポイント増、女子は95.2%で同0.5ポイント増。文理別では、文系は94.0%で同0.6ポイント増、理系は96.4%で同0.2ポイント増となっている。

 大学の地域別では、北海道・東北92.8%(前年同期比1.4ポイント増)、関東96.4%(同0.6ポイント増)、中部95.4%(同0.4ポイント増)、近畿93.8%(同0.6ポイント増)、中国・四国が92.8%(同1.0ポイント減)、九州90.8%(0.2ポイント増)となっている。

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