2位は“野猿”、1位は署名活動もしたあのグループ! 「バラエティ番組発・音楽ユニット」人気ランキング

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1990年代〜2000年代前半をピークに、テレビ番組の企画からたくさんの音楽ユニットが結成され、音楽シーンを賑わせましたよね。そこで今回は、番組企画から誕生した音楽ユニットについて、働く女子に聞いてみました。

Q.バラエティ番組がきっかけで誕生し、CDデビューをしたグループの中で、あなたが一番好きな歌手・グループを教えてください。
●1位/ポケットビスケッツ(ウッチャンナンチャンのウリナリ!!)……27.1%
○2位/野猿(とんねるずのみなさんのおかげでした)……10.6%
●2位/くず(ワンナイR&R)……10.6%
○4位/ブラックビスケッツ(ウッチャンナンチャンのウリナリ!!)……8.5%
●5位/羞恥心(クイズ!ヘキサゴン2)……7.2%
○6位/はっぱ隊(笑う犬の冒険)……6.8%
●7位/矢島美容室(とんねるずのみなさんのおかげでした)……5.9%
○8位/エキセントリック少年ボウイオールスターズ(ダウンダウンのごっつええ感じ)……5.1%
●9位/松浦ゴリエ(ワンナイR&R)……3.8%
○10位/GEISHA GIRLS(ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!)……1.3%
●10位/時給800円(ココリコミラクルタイプ)……1.3%
○10位/悲愴感(はねるのトびら)……1.3%
●10位/NO PLAN(内村プロデュース)……1.3%
※単一回答式・14位以下は省略

◆1位 ポケットビスケッツ(ウッチャンナンチャンのウリナリ!!)
・「自分が当時小学生くらいだったということもあって、衝撃がすごかった。CDも集めたし、今もたまにカラオケで歌います」(27歳/医療・福祉/専門職)
・「バラエティ発とは思えないぐらいレベルが高かったと思う」(30歳/電機/秘書・アシスタント職)
・「当時、すごく奇抜でかわいいと思っていた」(23歳/マスコミ・広告/事務系専門職)

◆2位 野猿(とんねるずのみなさんのおかげでした)
・「とんねるず以外はスタッフさん(一般人)なのに、不思議と格好よく見えた」(28歳/不動産/事務系専門職)
・「おじさん軍団だけど、楽しくて盛り上がる」(31歳/自動車関連/事務系専門職)
・「いい曲を歌っていた。今でも覚えている」(27歳/商社・卸/営業職)

◆2位 くず(ワンナイR&R)
・「おもしろかった。どっちも歌が上手だからこそ成り立った」(31歳/小売店/販売職・サービス系)
・「2人とも本当に歌がうまくて、曲もよかった」(26歳/商社・卸/事務系専門職)
・「歌のクオリティが高かった」(31歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

◆4位 ブラックビスケッツ(ウッチャンナンチャンのウリナリ!!)
・「ビビアンがかわいくて、子どものころ大好きだった」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「当時、好きでよく見ていた番組で、思い入れも深い」(28歳/情報・IT/事務系専門職)
・「好きな歌が多くて、カラオケでも歌ったりする」(26歳/小売店/秘書・アシスタント職)

1位は、千秋(CHIAKI)さん、内村光良(TERU)さん、ウド鈴木(UDO)さんの3人で結成された「ポケットビスケッツ」でした。『YELLOW YELLOW HAPPY』、『Red Angel』、『POWER』などがヒットし、番組の企画ものとしては異例の人気に。新曲発売のため実施した、100万人の署名活動も話題になりました。

2位「野猿」は、とんねるずの2人に番組スタッフという異色の組み合わせが好評でした。本業の人事異動などがあり、惜しまれつつ撤収(解散)。活動期間は短いものの、『Be Cool!』と『Chicken guys』でNHK紅白歌合戦にも出場しています。ライブステージで見せる歌やダンスも本格的でした。

同率2位には、山口智充さんと宮迫博之さんのデュオ「くず」がランクイン。『ムーンライト』でCDデビューすると、お笑い芸人の域を超えた歌唱力の高さが話題に。

4位は、ポケットビスケッツに対抗して結成された「ブラックビスケッツ」。南原清隆(南々見狂也)さん、天野ひろゆき(天山ひろゆき)さん、ビビアン・スーさんによるセカンドシングル『Timing』は、オリコン最高位2位の大ヒットを記録しました。

企画ものの音楽ユニットには名曲が多く、アーティストも顔負けのクオリティでしたよね。当時は、インターネットもそこまで普及しておらず、テレビの影響力が今以上に強かった印象があります。みなさんは当時どの音楽ユニットに夢中でしたか?

(丸田十五/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2014年4月にwebアンケート。有効回答数236件(22歳〜34歳の働く女性)。