人生を自由に生きるための心得を実践者に聞いた
世界中を自由に飛びながら、ビジネスを成功させ、何にも縛られない生活を送る…。これはビジネスパーソンにとっての一つの憧れのライフスタイルだが、こうした生活を実際に送っている人がいる。その一人が原田陽平さんだ。
原田さんは現在、香港に在住。日本と香港を行き来しながら、会社を経営しているという。この夏には1ヶ月半にも及ぶバカンスを家族と楽しむなど、日本ではとても考えられないような生活ぶりだ。しかし、そこにたどり着くまではいばらのみちがあったようだ。
今回、原田さんの新刊『スマホ1台で月100万円稼ぐ人になる!』(ぱる出版/刊)の出版に際し、インタビューを行った。今回は後編だ。
(新刊JP編集部)
■「今の生活に納得いかないなら、さっさと仕事を辞めたほうがいい」
―原田さんがインターネットビジネスを始められた頃(2004年頃)は、今ほど認知度は高くなかったですよね。その時期にインターネットを使ったビジネスに個人で参入しようと思ったのはなぜでしょうか。
原田「はじめに知ったのはテレビ番組で、そこで携帯のサイトを作って月に4000万円稼ぐお金持ちの男性が出ていたんです。それが衝撃的で、年齢も私もあまり変わらなかったので、生活の差にビックリしたし、悔しさがあったんです。何なんだ、この差は、と。そこで自分もやってみようと思ったのがきっかけです。
ちょうど携帯小説が流行していた時期でもあったし、着メロサイトなんかも流行していて、確かにこういうことで稼げるなという匂いはありました。収益のモデルも、バナー広告が貼ってあってクリックされるとお金が発生するというもので、実際に携帯サイトで見たことがあったので、なるほどと思いました。ただ、始めたときは、月に4000万円も稼げるとは思っていませんでした。家賃の5万円くらい稼げればいいかな、という程度でしたね」
―サイト作りから始まったというところで、稼ぐには人が集まるウェブサイトを作らないといけませんよね。人が集まるサイト作りの秘訣を教えていただけますか?
原田「それは一言でいうと、コンテンツの質とユーザビリティです。この本にはSEOなどの細かなテクニックも書いていますが、そこだけに目を向けてもいけません。ページが読みづらかったり、コンテンツが良くないサイトには人は集まりませんから、お客さんが読んで、何か役に立つ情報を提供するということを忘れてはいけません」
―なるほど。今はスマートホンのアフィリエイトなどをするほかにどんな仕事をされているのですか?
原田「今は講師業も行っています。あとはコンサルティングですね。オンラインでスクールを開いたりしながら。受講生の方々が稼げるようになって、会社も先月退職して独立したと報告して下さったりすると嬉しいです」
―では、ビジネスを成功させていく上で大切なことはなんだとお考えですか?
原田「仕事として何を選ぶかという選択肢ですね。選んだ時点で半分くらいは稼げるかどうか決まっていると思います。稼ぎやすい仕事とそうでない仕事があって、例えばコンビニのアルバイトにいくら入っても、年収が1000万円を超えることはないと思います。だから何を仕事にするか、その選択をちゃんと考えることを呼びかけています」
―今、香港と日本を行き来する自由な生活を送っていらっしゃいますが、今の生活をしていて良かったと思うのはどんなときですか?
原田「家族といるときですね。子どもと接する時間が多いので、とてもありがたいです。家族とコミュニケーションをとる時間というのはやはり大事ですから」
―日本のサラリーマンですと、なかなか子どもの面倒を見られないというところはありますよね。
原田「そうなんですよね。帰ったらすでに寝ているとかね。私の場合は平日含めて、毎日コミュニケーションできる時間があります。
また、親孝行もするようになりました。両親を香港に連れてきたり、一緒に旅行もしました。そういうことが出来るのは良かったと思います」
―では、いつか好きな仕事をして自由に生きたいと思っているビジネスパーソンの皆さんに向けて、アドバイスをいただければと思います。
原田「率直に言うと、さっさと仕事を辞めろと言いたいです(笑)実際に同級生には、そんなに愚痴を言うんだったら辞めちゃえばいいじゃんと言ったりするんですよ。家庭があったり、いろいろな事情がありますから、そう出来ない人もいると思うのですが。
人生は一度きりですし、お金というよりは自分の今のライフスタイルに納得できているのかどうかというところだと思います。納得できないのであれば、仕事を辞めて新しい世界に飛び込むという手もあるということを知ってほしいです。雇われなくても、稼げる仕事はたくさんありますから」
(了)
原田さんは現在、香港に在住。日本と香港を行き来しながら、会社を経営しているという。この夏には1ヶ月半にも及ぶバカンスを家族と楽しむなど、日本ではとても考えられないような生活ぶりだ。しかし、そこにたどり着くまではいばらのみちがあったようだ。
今回、原田さんの新刊『スマホ1台で月100万円稼ぐ人になる!』(ぱる出版/刊)の出版に際し、インタビューを行った。今回は後編だ。
(新刊JP編集部)
―原田さんがインターネットビジネスを始められた頃(2004年頃)は、今ほど認知度は高くなかったですよね。その時期にインターネットを使ったビジネスに個人で参入しようと思ったのはなぜでしょうか。
原田「はじめに知ったのはテレビ番組で、そこで携帯のサイトを作って月に4000万円稼ぐお金持ちの男性が出ていたんです。それが衝撃的で、年齢も私もあまり変わらなかったので、生活の差にビックリしたし、悔しさがあったんです。何なんだ、この差は、と。そこで自分もやってみようと思ったのがきっかけです。
ちょうど携帯小説が流行していた時期でもあったし、着メロサイトなんかも流行していて、確かにこういうことで稼げるなという匂いはありました。収益のモデルも、バナー広告が貼ってあってクリックされるとお金が発生するというもので、実際に携帯サイトで見たことがあったので、なるほどと思いました。ただ、始めたときは、月に4000万円も稼げるとは思っていませんでした。家賃の5万円くらい稼げればいいかな、という程度でしたね」
―サイト作りから始まったというところで、稼ぐには人が集まるウェブサイトを作らないといけませんよね。人が集まるサイト作りの秘訣を教えていただけますか?
原田「それは一言でいうと、コンテンツの質とユーザビリティです。この本にはSEOなどの細かなテクニックも書いていますが、そこだけに目を向けてもいけません。ページが読みづらかったり、コンテンツが良くないサイトには人は集まりませんから、お客さんが読んで、何か役に立つ情報を提供するということを忘れてはいけません」
―なるほど。今はスマートホンのアフィリエイトなどをするほかにどんな仕事をされているのですか?
原田「今は講師業も行っています。あとはコンサルティングですね。オンラインでスクールを開いたりしながら。受講生の方々が稼げるようになって、会社も先月退職して独立したと報告して下さったりすると嬉しいです」
―では、ビジネスを成功させていく上で大切なことはなんだとお考えですか?
原田「仕事として何を選ぶかという選択肢ですね。選んだ時点で半分くらいは稼げるかどうか決まっていると思います。稼ぎやすい仕事とそうでない仕事があって、例えばコンビニのアルバイトにいくら入っても、年収が1000万円を超えることはないと思います。だから何を仕事にするか、その選択をちゃんと考えることを呼びかけています」
―今、香港と日本を行き来する自由な生活を送っていらっしゃいますが、今の生活をしていて良かったと思うのはどんなときですか?
原田「家族といるときですね。子どもと接する時間が多いので、とてもありがたいです。家族とコミュニケーションをとる時間というのはやはり大事ですから」
―日本のサラリーマンですと、なかなか子どもの面倒を見られないというところはありますよね。
原田「そうなんですよね。帰ったらすでに寝ているとかね。私の場合は平日含めて、毎日コミュニケーションできる時間があります。
また、親孝行もするようになりました。両親を香港に連れてきたり、一緒に旅行もしました。そういうことが出来るのは良かったと思います」
―では、いつか好きな仕事をして自由に生きたいと思っているビジネスパーソンの皆さんに向けて、アドバイスをいただければと思います。
原田「率直に言うと、さっさと仕事を辞めろと言いたいです(笑)実際に同級生には、そんなに愚痴を言うんだったら辞めちゃえばいいじゃんと言ったりするんですよ。家庭があったり、いろいろな事情がありますから、そう出来ない人もいると思うのですが。
人生は一度きりですし、お金というよりは自分の今のライフスタイルに納得できているのかどうかというところだと思います。納得できないのであれば、仕事を辞めて新しい世界に飛び込むという手もあるということを知ってほしいです。雇われなくても、稼げる仕事はたくさんありますから」
(了)