リクルートジョブズが同社の求人メディアに掲載された求人情報からまとめた9月のアルバイト・パート全国エリア別募集時平均時給の調査によると、飲食や物流関連職種の平均時給が高止まりしていることが分かった。

　三大都市圏の平均時給（首都圏・東海・関西）は前年同月比0.2％増の949円（前月951円、前年同月947円）で、3カ月連続で前年同月を上回った。

　職種別に前年同月と比べると、営業系1066円（2.5％増）、事務系948円（1.1％増）、フード系922円（1.0％増）、製造・物流・清掃系937円（0.8％増）が増加した。

　営業系は過去3年で最も高い水準となっている。フード系は23カ月、製造・物流・清掃系は20カ月連続で前年同月を上回った。

　一方、減少したのは、専門職系1060円（0.5％減）、販売・サービス系937円（0.4％減）｡

　地域別に見ると、首都圏988円（前月989円、前年同月988円）、東海897円（前月898円、前年同月890円）、関西905円（前月909円、前年同月902円）。東海は2カ月連続、関西は15カ月連続の増加となった。

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