断りにくい誘いをどう断ったらいいの?「ワンクッション置く」「間をあける」「自分から言う」

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気の進まない誘いを受けたけど、はっきり断りにくい。そういう時ってありますよね。特に仕事関係の人はあまりはっきり断ってしまうと後が怖い。波風を立てずにうまく断る方法をご紹介します。

■ワンクッション置いてから返事をする

誘いを受けたとき、「無理です!」と即答してしまうと、相手はショックを受けて傷ついてしまいます。そうならないためには、まずワンクッション置くことが大切です。

言い方としては即答を避け、「う〜ん、ちょっと難しいかもしれないですけど考えておきます」などのように「決してあなたからの誘いが嫌なわけじゃないですよ。ただ、行けるかどうかまだ分からなくて迷ってるんです」というニュアンスを漂わせるのがポイントです。

相手は断られたらどうしようと内心ビクビクしているかもしれません。その気持ちをくみ取って傷つけないよう配慮すれば、たとえお断りしても人間関係にヒビが入ることはありません。

■しばらく間をあけて返事をする

すぐに結論を出してしまうより、「考える時間をください」と言って間をあけたほうが断りやすくなります。結局断るにしても、取りあえずどうするか考えたという事実が残るだけでも相手の気持ちは救われるからです。「あ〜、その日は無理です!」などとはねつけられたら誰だって悲しい気持ちになりますよね。

それに、間をおくことで誘ってきた相手が心の準備をすることもできます。「すぐに返事をくれなかったな。もしかしたら断られるかもしれない」と覚悟することで、実際に断られても「ああ、やっぱりね」とショックが軽くなるのです。

■相手からの催促を待たずに返事をする

「考えておきます」と返事をしてくれたのに、いつまでたっても返事を聞かせてくれない。これは、待つほうの立場にしてみれば拷問に等しい行為です。逆の立場で考えてみればよく分かるはず。

それに、もしかしたら迷惑がられてるかもしれないという状態で「この間の返事聞かせてくれる?」と聞くのはとても勇気がいります。

断るのであれば、自分から相手に連絡をしましょう。それがせめてもの思いやりであり、最低限のマナーです。くれぐれも、放置したままということのないようにしましょう。

そして、断りの連絡を入れる際には「また誘ってくださいね」と一言添えれば、相手の気持ちも傷つかずにすみます。ただし、相手が鈍感なタイプの場合はこの言葉を本気と受け取ってしまい、その後もしつこくアプローチされる可能性があるので、相手を選んで使うようにしましょう。