桃や石鹸の香り付きゆかた イオンが国内初展開

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 イオンから、国内初となる香り付きのゆかたが登場した。今夏、売場スペースを拡大して最大約1,000アイテムのゆかたを展開する同社は、「オトナかわいらしさ」をイメージして桃や石鹸が香る接触冷感素材の浴衣をラインナップ。昨年好評を得たという「さらりゆかた」は着心地を改良してメンズ向けも発売するなど、計28.5万枚の販売数を目指して多彩なゆかたをそろえる。

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 今年のイオンのゆかたは、三重県鈴鹿市で主に生産されている「伊勢形紙」の伝統的な古典柄を現代風にアレンジした「ネオカラフル」 「アイスカラー」「ワントーン」の3つのテーマに基いて、日本人の「和」に対する潜在的な憧れを刺激する「古風なのにモダン」な新スタイルを提案。ウィメンズ向けに展開する涼しく香るゆかたは「オトナかわいらしさ」をイメージしており、桃の香りや清潔感のある石鹸の香りを採用して女性らしさや夏の楽しさを演出する。

 また、同社オリジナルの「さらりゆかた」は素材を綿100%に変更し、接触冷感と給水速乾の機能を向上させてメンズとウィメンズを販売。メンズは裏地でお洒落を楽しむ「裏勝りゆかた」を展開する他、メンズ・ウィメンズ共に初めての人でも楽しめるコーディネートセット、そしてかんざしやネックレスなどのアクセサリーまで取り扱う。中心価格はゆかたが9,800円または12,800円で、帯は2,980〜6,800円。全国のGMSイオンなど422店舗で販売を開始している。