就活開始を遅らせることは、学生にとっての損失である/酒井 一樹(就活SWOT代表)
早い場合で大学3年の春、遅い場合でも3年の冬には
多くの学生が就活を開始する…というのが現在の就活です。

一部ではそれに対しても批判ありますが、大事なのは「就活を通じて成長する」という考え方です。

初めまして。今回からINSIGHT NOW!でブログを書くことになりました
株式会社エイリスト 代表の酒井と申します。

就職SWOT(就活SWOT)などの、学生向けメディアを運営しています。


就活SWOTを立ち上げたのは今から3年前なのですが、
早いもので今年もすでに、新3年生の就活が始まってきています。

(すでに夏のインターンで内々定をもらっている学生も出てきています。)


早い場合で大学3年の春、遅い場合でも3年の冬には
多くの学生が就活を開始する…というのが現在の就活です。

一部ではそれに対しても批判あります。

昨年からリクナビ、マイナビ、エンジャパンなどを始めとするナビ系サイトの
グランドオープンは12月1日に変更され、
2012年もそのまま12月となる予定になっています。

しかしその事により、逆に負担増を感じた就活生がいる事も事実です。


2010年以前は、10月にナビがオープンしてプレエントリーをしながら企業研究する機会があり、
エントリーシートの書き方や自己PRの考え方に始まり
ロジカルシンキング、ディスカッション、など様々な切り口から「就活支援」のセミナーが開かれます。

これに対して2011年の就活はどうだったかというと、
12月に多くの就活生が一気に就活を開始し、
企業研究をする時間はほとんどないまま
エントリーシート提出、選考の時期に入る事になりました。

実際に企業人事担当者の間では、
「例年よりエントリーが集まりにくかった」という声が出ています。


この問題は色々な視点で問題がありますが、
個人的にすごく残念に思っているのは
「就活を通じた、学生の成長のキッカケが失われている」という事です。

【就活を通じて成長する、という考え方】
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