東京モーターショーもありいつの間にというワケではないのですが、ランドクルーザーが昨年12月にマイチェンしていました。


今回は「マルチテレインセレクト」の追加が最大のトピックス。レンジローバーの「テレイン・レスポンス」やフォード・エクスプローラーの「テレイン・マネージメント・システム」を連想させます。


システムとしてはモードセレクタースイッチから5つのモードを選ぶと、各モードに応じたブレーキ油圧制御に自動的にスイッチ。駆動力を4輪に配分するというのが概要です。ランドローバーやフォードのように雪道や泥道などのアイコン(絵)で選べないのは少々残念ですが、ユーザーが容易にオフロードなどを走行できるという点ではありがたい装備といえそうです。


 


 


バンパーやフォグランプ、リヤコンビランプなどのデザインも変更し、4WDの王者らしい風格を強調している。価格は440万〜630万円


ほかにも、ドライバーはステアリング操作のみに集中できる自動走行モードの「クロールコントロール」も3段階から5段階にアップデートされています。


 


 


内装も新しいカラーを追加し、大型TFTモニターにはマルチインフォメーションディスプレイを採用。タイヤの切れ角や燃費、ナビに連動して矢印などが表示される


(塚田勝弘)


 



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