フィルダーは痩せたか?ミルウォーキー・ブリュワーズ2011年打撃|2011年MLBレビュー

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プリンス・フィルダー、ライアン・ブラウンという大砲2門を擁し、リーグ屈指の強打のチーム、ミルウォーキー・ブリュワーズ=MIL。しかし、今季は周りを固める打者たちがのきなみ不振だったために、戦力はややダウンした。

前年と今年の成績の対比。各STATSのアリーグ14球団での順位、各数値の昨対を入れた。

ライアン・ブラウンは3割、30本塁打、30盗塁、100打点。MVP級の活躍。フィルダーも昨年より多くの数字が上回った。彼は少しスリムになったように思う。しかし、昨年、100打点を記録したコリー・ハート、ウィリー・マギー、そして83打点のウィークスがそろって数字を大きく下げたために、トータルでは数字は落ち込んだ。

ワシントン・ナショナルズからナイジャー・モーガンを獲得したが、故障で40試合欠場。ザック・グレインキとともにカンザスシティ・ロイヤルズ=Kcからきた湯に絵スキー・ベタンコートは相変わらず荒っぽい打撃ながら、守備ではいいところを見せた。

チームは、打撃の目減りを補うべく、多くの野手を試したがベテラン、新人取り交ぜて使い物になった選手は少ない。

しかし腐っても鯛で、リーグ中の上くらいの戦力を維持したので、投手陣の大躍進もあって、リーグ優勝を果たした。

プリンス・フィルダーが抜ける来季、重量打線は大きく変化すること、必至である。