2度目のUFC出場で、グラップラーのダレン・ウエノヤマと対戦が決まっている山本KID徳郁。初出場の対戦相手に、オクタゴン初勝利を挙げることはできるか

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14日(金・現地時間)、11月12日(土・同)にカリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで開催されるUFC FOX「Valasquez vs Dos Santos」の追加ラインナップが、オフィシャルホームページのFIGHT CARDにて発表された。

メインの世界ヘビー級選手権ケイン・ベラスケス×ジュニオール・ドスサントス戦を始め、山本KID徳郁×ダレン・ウエノヤマ戦など正式決定されていたカードに、バンタム級のコール・エスコヴェド×アレックス・カサレスがメインカードとして、公式ラインナップに加わった。

初めてのFOX中継ということで注目度の高い当大会は、ライブ中継枠の関係でメインカードは世界戦とバンタム級のエスコヴェド×カサレス戦のみ。後者はスウィングバウトとして行われる公算が高く、リプレイ中継の候補はライト級のクレイ・グイダ×ベン・ヘンダーソン戦という話もある。

海外での中継に関しても、メインカードとプレリミの中継をどのように割り振るのか、まだ決定には至っていないようだ。そのプレリミに出場する山本KID徳郁は、今年の2月に続き、2度目のUFCでダレン・ウエノヤマと対戦する。

ウエノヤマはハウフ・グレイシーを師事し、ベイエリアを代表する軽量級グラップラーとして活躍、2002年のDEEPにおけるランバー・ソムデートM16戦で初来日を果たし、日本にも馴染みのあるファイターだ。

プロ修斗世界フェザー級(※60キロ)チャンピオン勝村周一朗をTKOで下した、昨年9月以来のMMAとなる。一方、KIDは一度はドミニク・クルーズ擁するサンディエゴのMMAアライアンスで長期トレーニングを行なう方向で話がまとまりつつあったが、今回は、出稽古が実現しても短期間の滞在に留まり、日本で調整する模様だ。ともあれ現時点で決定カードは9試合、もう1試合追加され同大会は全10試合で行われる予定だ。
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