テニスの四大大会第3戦のウィンブルドン選手権が20日にロンドンで開幕し、熱戦の火ぶたが切って落とされた。強者ひしめく出場選手の中で、女子シングルスでもっとも注目を集めるのは、20歳の女王キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)だ。

類いまれなテニスセンスで他の追随を許さず、世界ランキング1位の座につくウォズニアッキだが、これまでウィンブルドンには4度出場して4回戦が最高と、大舞台でタイトルから見放されている。無冠の女王というありがたくない称号を返上するためにも、今大会にかける想いと注目度はダントツだ。

ウォズニアッキといえば、ハリウッド女優かと見紛うようなその美しい顔立ちで、ルックスでも女子テニス界トップクラス。全仏オープンのレセプションパーティに出席した際には、大胆なスリットが入った妖艶なドレスをまとい、周囲のため息を誘った。まさに「女王」の名にふさわしい20歳のスターの頭上に栄冠は輝くか。大会の動向が注目される。

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