エコでインテリ、温度・湿度を感知して「考える」扇風機
夏・冬ともにエアコンと扇風機の両方を効果的に配置し、同時使用した場合、エアコン単体使用よりも消費電力の節約になるという。節約をテーマとしたテレビで放映されているのはよく見かけるものの、涼感たっぷりの扇風機を一年中部屋に常設し、回し続けることに踏み切れない人も多かったに違いない。
■かゆいところに手が届く、きめ細かい設定が可能
4月1日、東芝ホームテクノから発売されたリビング扇風機「F-LN10」は、温度・湿度を自動的に「デュアルセンサー」で感知し、風の強さを調節する機能がついているので、もうそんな心配は無用だ。自動運転モードは「弱め」「標準」「強め」の3種類。「弱め」よりもっとおだやかな「ゆっくり風」は、体温が急激に下がりやすいお年寄りや子どもにぴったり。(ただし「ゆっくり風」は自動運転モードではなく、一定速度の風が継続的に出るもの。)
また、タイマーも従来の「設定時刻以降、継続してオン(またはオフ)」といった設定だけではない。「入タイマー」と「切タイマー」両方を組み合わせ、タイマー設定されたエアコンが稼働していない時間を狙うといったように、きめ細かい運転ができる。そしてひとたび「入タイマー」で稼働した「F-LN10」は、4時間後に自動的に運転を停止する。留守がちな家でも、ほどよく空気を循環させつつ、回しっぱなしを気にしなくてもよい。
これほどに進化しているのに、親しみやすさを失わない扇風機。今年こそ買い換えを検討してみては?
■スペック
F-LN10 (W) ホワイト
センサー自動運転: ○
ゆっくり風: ○
ハイポジション: 高さ110cm 伸縮幅31cm
リモコン首振り(90°): ○
チャイルドロック: ○
コードリール: ○
上下角度調整: 上向き35° 下向き16°
ツインタイマー(切/入): (切)1・2・4、(入)2・4・6時間
カードリモコン(ホルダー付): ○
本体ボタン: ○
風量切り替え(連続風/リズム風): 4段/4段 (ゆっくり・弱・中・強)
表示機能: 大型LED表示パネル
ホコリ防止加工: ○
大型ハンドル: ○
メモリー機能: ○
羽根径: 30cm
全高:796〜1,102mm
質量: 約5.3kg
消費電力: 50Hz 35W
60Hz 37W
風量 強: 50Hz 約38m3/分
60Hz 約41m3/分
風量 中: 50Hz 約34m3/分
60Hz 約35m3/分
風量 弱: 50Hz 約23m3/分
60Hz 約22m3/分
風量 ゆっくり: 50Hz 約15m3/分
60Hz 約15m3/分
価格:オープンプライス(実勢価格は1万5000円前後)
■関連リンク
東芝ホームテクノ ホームページ
http://www.toshiba.co.jp/tht/index_j2.htm
新製品の主な特長/新商品の主な仕様
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0276959_06.pdf
(小松ミユキ)
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