アップル(ティッカーAAPL)が引け後に決算を発表しています。

売上高では事前予想を大幅に上回りましたが、グロスマージンが予想より悪く、EPSはいわゆるウィスパー(囁き)を下回りました。

以下は詳細です。

アップル(AAPL)2010年第4四半期(9月期)

EPS 予想$4.08(+47%) ウィスパー$4.75 実績$4.64
売上高 予想189.3億ドル(+55%) 実績203.4億ドル
グロスマージン 予想38.1% 実績36.9%

【2011年第1四半期ガイダンス】
EPS 予想$5.07 新ガイダンス$4.80
売上高 予想224億ドル(+42%) 新ガイダンス230億ドル

【製品別売上台数】
Mac 予想380万台 実績389万台 (3Q実績350万台)
iPhone 予想1140万台 実績1410万台 (3Q実績840万台)
iPad 予想470万台 実績419万台 (3Q実績330万台)
iPod 予想950万台 実績905万台(3Q実績940万台)

地域別ではアジア太平洋地域の売上成長率が+56%と好調でした。
なかでもiPhoneがアジア、欧州、日本で良く売れたというコメントがありました。iPhoneのASPは$610程度。また生産が間に合わず重要を一部充足できなかった模様です。

iPadの在庫(3〜4週間)は会社側が計画していた水準(4〜6週間)より低いです。

FY11年には40から50のアップル・ストアを開店する計画です。

バランスシート上のキャッシュおよび流動性の高い証券類は510億ドル。

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