「我が子を東大に!」そんな思いで先取り学習、スパルタ教育…精を出されるのは間違いです。
子どもの感性を育みつつ、学ぶ過程を経験させること、これが最も東大合格に近づけます。
いや、東大合格ということだけではなく、人間としての成長、ですね。

「買い物に行く」この行為にある、学びとは?

10月6日付の日経産業新聞に、Z会の幼児コースについての記事がででん!と掲載されました。
◆Z会幼児コース
http://www.zkai.co.jp/pre/index.html

タイトルは“幼児も「東大一直線」 Z会、親子対象の新コース”。

ご覧戴いて「なんだか勉強、勉強って感じで、相変わらずのZ会だな…」と思われた方も少なくないかもしれません(苦笑)


しかし、机上の勉強ばかりがっつりやる!という記事ではありません。
記事冒頭の、次のZ会スタッフの声がそれを表しています。

「Z会の受験勉強はいわば知性の最高峰だが、幼児期の学習に知性が必要とは限らない。むしろ感性を伸ばすことが大事だ」

これは、(Z会の一社員としてプッシュする考え方!というわけではなく)教育に携わる一個人として全く同感です。


個人的に懇意にし、情報交換している小学校の先生仲間(とでも申しますか)がいます。
彼女たちの1人が、あるとき(もう数年前の話になりますね)こういいました。

「便利は悪いことじゃないけれど、便利に甘えるのはほんっと困るんだよね…。
以前は“来週工作するから、○○や××を用意してね〜”と1週間くらい前に伝えると、じゃあ週末買い物行かなきゃ、あそこにあるかもね、という親子の会話が始まり、道具を揃え、授業に嬉しそうに持ってくる。この過程はほんとに子ども達の経験になった。
今じゃ“朝コンビニ行って買ってきなさい”って親が増え、子どもに何にもプラスにならない。」


この言葉に凄く唸り、今でもよく、保護者の方を前にして講演する際などには、先生の気持ちを代弁させていただいております。

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