「Jリーグチップス」発売中止の真相、将来的な“復活”の可能性は?
先日、カルビーの公式サイトに「Jリーグチップス」発売中止のお知らせが掲載され、これを知った多くのファンから悲しみの声が挙がった。毎年新しいバージョンを楽しみにしていたサッカーファンは多く、ネットでは「寂しい」「残念」といった声が相次いだが、実際のところ、なぜ発売中止という決断に至ったのだろうか。その真相について、カルビーに話をうかがった。
まず、単刀直入に発売中止までの経緯をたずねたところ、最近「お客様からの『希望する選手がカードになっていない』『応援しているチームの選手のカードが出ない』という声」が増えていたそう。こうした声が寄せられる背景にはJリーグのクラブ数の問題があり、これがカルビーを悩ませていた。
「Jリーグチップス」は昨年までJ1チームの選手のみをカードにしてきた。しかし、J1とJ2の入れ替え戦が毎年行われるようになり、地域によっては要望の多い選手のカードが作成できない状況が続くことに。もちろん、J2チームのカードも制作すれば問題は解決するのだが、J1とJ2を合わせると37チームとなり、「それだけのチームの主要選手をすべてカードにすることは困難」という事情もあった。
さらに仮にすべてカードにしたとしても、今度は「希望のチーム(選手)のカードがなかなか出てこないということに」なってしまう。カルビーはこの問題を解決するためにさまざまな検討を行ってきたが、「妙案にたどり着くことができず、発売を中止することにした」そうだ。
これまでの歴史を振り返ると、「Jリーグチップス」は1993〜1996年までは毎年販売され、1997年は「Jリーグスナック」として発売。1999年は発売されず、2000年は地域限定発売、2001年から復活と紆余曲折を経てきているだけに、今年は発売中止となっても将来的に“復活”する可能性があるのかは気になるところだが、この点については「お客様にご満足いただける仕組みが開発できるまでは発売を見合わせる予定です」とのこと。現行のスタイルのまま“復活”というのは難しそうだが、また新たな形となって「Jリーグチップス」が発売される日を楽しみに待ちたい。
ちなみに、同じくサッカーをテーマにしたカード付き(2枚)ポテトチップス「サッカー日本代表チームチップス」は4月から販売中。2010年版はレギュラーカード(09年代表戦出場選手)が41種類、ゴールスコアラーカード(09年に得点をあげた全選手)が18種類、レジェンド・オブ・ブルーカード(93年のドーハや98年のW杯フランス大会で活躍し、現在も国内リーグでプレーするベテラン選手)が9種類など、全87種類がラインアップされている。「Jリーグチップス」の発売中止は残念だが、サッカーファンはこちらもチェックしておきたいところだ。
まず、単刀直入に発売中止までの経緯をたずねたところ、最近「お客様からの『希望する選手がカードになっていない』『応援しているチームの選手のカードが出ない』という声」が増えていたそう。こうした声が寄せられる背景にはJリーグのクラブ数の問題があり、これがカルビーを悩ませていた。
さらに仮にすべてカードにしたとしても、今度は「希望のチーム(選手)のカードがなかなか出てこないということに」なってしまう。カルビーはこの問題を解決するためにさまざまな検討を行ってきたが、「妙案にたどり着くことができず、発売を中止することにした」そうだ。
これまでの歴史を振り返ると、「Jリーグチップス」は1993〜1996年までは毎年販売され、1997年は「Jリーグスナック」として発売。1999年は発売されず、2000年は地域限定発売、2001年から復活と紆余曲折を経てきているだけに、今年は発売中止となっても将来的に“復活”する可能性があるのかは気になるところだが、この点については「お客様にご満足いただける仕組みが開発できるまでは発売を見合わせる予定です」とのこと。現行のスタイルのまま“復活”というのは難しそうだが、また新たな形となって「Jリーグチップス」が発売される日を楽しみに待ちたい。
ちなみに、同じくサッカーをテーマにしたカード付き(2枚)ポテトチップス「サッカー日本代表チームチップス」は4月から販売中。2010年版はレギュラーカード(09年代表戦出場選手)が41種類、ゴールスコアラーカード(09年に得点をあげた全選手)が18種類、レジェンド・オブ・ブルーカード(93年のドーハや98年のW杯フランス大会で活躍し、現在も国内リーグでプレーするベテラン選手)が9種類など、全87種類がラインアップされている。「Jリーグチップス」の発売中止は残念だが、サッカーファンはこちらもチェックしておきたいところだ。