大介「……コレは? このPSPモドキみたいなのは」
PSPモドキ。お値段1000円ほど。
PSPモドキ。お値段1000円ほど。

龍李「おお! さすが大介くん。これが『PSP』じゃないことをひと目で見抜くとは」
大介「いや、さっきのGBAモドキなら騙せるかもしれないけど、これはどうなの? しかも『PEP』って何?」
龍李「コイツは『PEP WIZ MATE』。PEPが何の略なのかも、WIZって何の意味なのかもサッパリ不明。とりあえず、本物と並べてみよう」
PSPモドキと本物のPSP。努力は認めよう。
PSPモドキと本物のPSP。努力は認めよう。

龍李「いやぁ、見比べないと騙されちゃうね」
大介「騙されないよ! しかも何! このゲーム!! さっきのGBAモドキと同じじゃない!!!」
龍李「そう、こちらも内蔵ゲームは『City Fighter』! いかに中国でこのゲームの人気が高いかがうかがえるね」
大介「いや、うかがえないからそんなモン」
龍李「しかも、このゲーム機は「ストラップ」と「ステレオイヤホン」が付属してくるんだ。これによって携帯性もバツグンだし、まわりに迷惑かけずゲームに没頭できるぞ」
大介「っていうか、そもそもこんなゲームに没頭しないし」
龍李「じゃ、次はコイツ! どーーーーーん!!」
大介「李さん。そんなドアップにしなくたって、このDSモドキが本物より明らかに小さいことは、ひと目でわかるから」
龍李「そうこのゲーム機『ZC-6015』は、本家『ニンテンドーDS』よりも小型化することによって携帯性を大幅にアップすることに成功しているんだ」
DSモドキの『ZC-6015』。お値段400円ほど。
DSモドキの『ZC-6015』。お値段400円ほど。

大介「いやDSのゲームが遊べない以上は、サイズを比較する意味がないよね」
龍李「しかも、DSと同じふたつ折り構造」
大介「……スクリーンがひとつしかないけど?」
DS風の作りではあるが、スクリーンはひとつしかない。本物との比較。雰囲気は……似てるかも。
DS風の作りではあるが、スクリーンはひとつしかない。本物との比較。雰囲気は……似てるかも。

龍李「そう。本家DSとは違って、スクリーンはひとつだけ。ちょっと残念だね」
大介「あー! このゲーム、さっきのiPodモドキと一緒じゃん!!」
龍李「うん。このことからも、いかに中国でこのゲームの人気が高いかがうかがえるね」
大介「李さん、さっきから同じことしか言ってないから」
龍李「実は、中国でこの手の携帯ゲームを買うと、中身は、このテトリスモドキか『City Fighter』のどっちかなんだよね」
大介「なんだそりゃ」
龍李「まぁまぁ。流行のゲーム機を追っかけるのもいいけど、人と同じモノは嫌だって場合は、こんなソックリさんを使ってみるのもいいかもネ」
モドキと本家大集合!
モドキと本家大集合!


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案内人:Jackie Lee(龍李)
プロフィール:マイナーのものをこよなく愛する自称マイナリスト。普通が嫌い、曲がったことが大好き。マニュアルは読まない、チュートリアルは嫌い、転んでも泣いたふり。失敗は成功の義母。人類皆義母兄弟。とりあえず日本人。

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