■W51Pをいろいろな面から見てみると

まずは文字入力。W51Pの日本語入力機能は、パソコンを使っている人ならご存じの「ATOK」が搭載されているので、変換効率がいいのが特徴だ。文字を入力する際にキーを押しすぎて行きすぎてしまった場合、「#」キーで戻れるのも便利。関西弁にも対応している。ちょっと変換してみたところ、関西弁がそのまま変換できるのだ。使わないっていう人も多いのだろうが、大阪在住の筆者にはありがたい。


「なんでやねん」ぐらいは当たり前。「いちびる」のような大阪人にしかわからないような単語も登録されている。でも地名の「放出」(はなてん)は変換できなかった。

文字について書いたので、メール時に表示できる文字サイズについても書いておこう。表示できる文字サイズは「大」「中」「小」「極小」の4通りだ。


文字サイズ「大」文字サイズ「中」文字サイズ「小」文字サイズ「極小」

次に音楽の再生機能だ。LISMOとSDオーディオに対応していて、再生用のプレーヤーは「au Music Player」と「SDオーディオプレーヤー」が搭載されている。連続再生時間は最長で20時間。ソニー製のステレオイヤホンが付属している。

au Music PlayerSDオーディオプレーヤー

そして「おサイフケータイ」機能ももちろんある。遠隔オートロック機能にも対応しているが、新サービスである「auケータイクーポン」には未対応だ。

■Kijimoto's EYE

女性的な視点が欠けているのでこのデザインの良さについてはわからなかった筆者が言うのも何なのだが、女性をターゲットにした端末としてはちょっと?と思うところもある。まずはサイズ。角が角張っているからか、男性の筆者でも持った印象が大きめと思えるのはどうなのだろう?

特にドコモやソフトバンクのパナソニック端末はものすごく薄く小さめに作られているだけに、後発のau端末は大きいの?って思っている人も少なくないだろう。また、周りをかわいらしくしたのならキーの形やフォントもありきたりな感じではなく、もうちょっと考えたらよかったにと思うのは筆者だけだろうか?

ただこの端末は、何でも詰め込んで多機能だが使いづらいという端末ではなく、新機能・高機能など、使うことの少ないであろう機能は省くことで、シンプルで使いやすい端末に仕上がっている、と筆者は思うのだ。

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W51P
au

編集部:木地本 昌弥
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