■カメラはそこそこ、ちょっと撮りなら満足できるはず

W51PのカメラはCMOSで、有効画素数が約207万画素。保存できる最大サイズは1,600×1,200ピクセルである。オートフォーカスや手ぶれ補正はついていない。300万画素を超えるものや、オートフォーカスや手ぶれ補正がついているものが増えている中、数値的にはもひとつ感があることは否めない。

筆者が思うにこのカメラは明るいところが飛んでしまったり、暗いところが潰れてしまったりすることが少ないカメラだと思う。明るいところで撮影すると、多少暗めに写り、暗めのところで撮影すると明るめに写ってしまう傾向はあるようだが、空の雲が白く飛んでしまって台無しとか、影の暗いところが潰れて見えないということは少ないようだ。ちょっと記録するといった用途で利用するにはけっこういいのではと、筆者は考えるのだがいかがだろうか?

では実際にW51Pを利用して撮影してきた写真を見てみよう。

●晴天で撮影した写真


●晴天で撮影したがちょっと暗めに写ってしまった写真
ただし、明るいところも飛んでいないし、暗いところも潰れていない。


●屋内で撮影した写真


●アーケードで撮影した写真


●極端に明るい部分が多い場合


●明るい部分よりも暗い部分の方が多い場合


●マクロ機能を利用して撮影した写真
取扱説明書には10cmぐらいまで寄れると書いてあるが、もっと寄ることができるようだ。


●蛍光灯下で撮影した写真と、電球下で撮影した写真


●夜景を通常モードで撮影した写真


●夜景をナイトモードで撮影した写真


次のページでは、W51Pの文字入力機能を見ていただこう。