アタランタで活躍するレテギ photo/Getty Images

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アーセナルは現在の不調を脱すべく、今冬の移籍市場でストライカーの獲得を検討しているようだ。

ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルは今夏にもCFの獲得を目指していたが、メインターゲットであったベンヤミン・シェシュコはライプツィヒ残留を決断し、ヴィクター・オシムヘン、ヴィクトル・ギェケレシュは高額な移籍金が障壁となり、獲得には至っていない。

『Caught Offside』によると、アーセナルは再びギェケレシュ獲得に関心を寄せているようだが、元スポルティングCPのルベン・アモリム氏がマンチェスター・ユナイテッドの監督になったことで、スウェーデン代表FWのユナイテッド移籍の可能性が盛んに報じられている。他のビッグクラブも同選手を獲得リストに入れており、争奪戦は避けられないだろう。

そこでアーセナルはギェケレシュ獲得が失敗に終わった際のプランBを用意しており、それが今季アタランタで得点を量産しているFWマテオ・レテギ(25歳)だ。

レテギはイタリアにルーツを持つアルゼンチン出身のストライカーで、2023年にジェノアへ移籍し、初の欧州挑戦を果たしている。初年度から29試合で7ゴールを挙げるなど、慣れない環境にも難なく適応し、今夏アタランタへのステップアップを掴み取った。

アタランタはすでに11ゴールを決めているレテギを簡単に放出するつもりはないようだが、5000万ユーロ、日本円にして約82億円の移籍金を用意すれば、交渉に応じるだろうと同メディアは報じている。ギェケレシュにはその倍額となる1億ユーロの契約解除金が設定されており、レテギはリーズナブルな選択肢といえる。

現状アーセナルはカイ・ハフェルツがCFを担当しており、レテギ獲得となれば攻撃の幅は間違いなく広がるだろう。