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 ◇関西学生アメリカンフットボール1部リーグ 最終節 立命大24ー14関学大(2024年11月10日 万博記念競技場)

 立命大が5年ぶりに関学大を破り、6勝1敗で両校優勝。直接対決の結果により、立命大が1位、関学大が2位、関大が3位で全国大学選手権に進むことになった。

 立命大が先取点を奪ったのは、両校Vを狙う立命大だった。第1Q10分24秒にRB蓑部雄望(2年)がTDラン。TFPも決まり7点を先行すると、単独&全勝優勝を目指す関学大も負けていない。第2Q開始直後にRB伊丹翔榮(4年)がTDを奪った(TFPは失敗)。

 そしてスタンドを沸かせるビッグプレーが飛び出す。続く立命大のシリーズ。自陣35ヤードからの攻撃で、RB山嵜大央主将(4年)が密集を抜け出した。左サイドを華麗に突破し、65ヤードのTDラン。昨年の関学大戦で、いきなりファーストプレーでファンブルした雪辱を果たし、端正なマスクにスマイルが浮かんだ。前半は立命大が17ー14でリード。両校ともに全国出場切符を手にしているとはいえ、白熱の攻防は続いた。

 ディフェンスが踏ん張った後半。第4Q8分22秒にRB山嵜がトドメのTDを奪い、宿敵を破った。