2025年夏にチェルシー加入が予定されているエステヴァン photo/Getty images

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ブラジルの新たな至宝は来季チェルシー加入が決定している。

移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏は10日、現在パルメイラスでプレイする17歳のブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアンのチェルシー移籍決定の舞台裏について明かした。

同氏によると、バイエルン・ミュンヘンはフランス代表MFマイケル・オリーセを獲得する前にエステヴァンのハイジャックを試みていたが、同選手がチェルシー行きを強く希望していたために実現しなかったとのこと。バイエルンはパルメイラスに4000万ユーロの移籍金を支払うことを申し出たが、パルメイラス側は最終的にチェルシーが支払った3400万ユーロの移籍金を受け取ったという。

バイエルンからのオファーを断り、チェルシー加入を決断したエステヴァン。そんな同選手はチェルシーでの目標を語ったようだ。チアゴ・ラベロ氏が伝えている。

「このクラブで歴史を作り、チェルシー史上最も成功したブラジル人になりたい。タイトルを獲得し、自分の可能性を最大限に発揮し、自分ができることをすべて見せたい」

チェルシーでの活躍を誓ったエステヴァンは今季すでにブラジレイロ・セリエAで12ゴール8アシストと大活躍。17歳ながらブラジル代表にも選出されるなど才能を秘める同選手は2025年にチェルシーに合流する。