【エリザベス女王杯】宮下瞳騎手の本命は6戦4勝の重賞未勝利馬 レガレイラは成績が安定していない
◆第49回エリザベス女王杯・G1(11月10日、京都競馬場・芝2200メートル)
注目のレガレイラは出脚の悪さがあり、本当ならもっと勝っていても不思議はない馬ですが、成績が安定していません。今回はメンバー的にも大チャンスですが、またも後方からいい脚を繰り出しながらも、届かないような気がします。
そこで6戦4勝と、伸びしろの大きさが魅力のホールネスを◎にします。まだ重賞勝ちはなく、格の面では見劣るかもしれませんが、前走の新潟牝馬Sを勝って勢いがあるので、面白い存在だと思います。先に抜け出してレガレイラの追い上げを振り切り、名牝への第一歩とすることを期待しています。
10月30日に名古屋で4年ぶり2度目の年間100勝を達成できました。関係者の皆さんのおかげで、本当に感謝しています。現在102勝ですが、来週の競馬でも勝利を積み重ねられるよう頑張るので、応援してくださいね。
(名古屋競馬騎手)
【宮下瞳騎手の印】
◎(1)ホールネス
○(11)スタニングローズ
▲(7)レガレイラ
★(5)モリアーナ
△(9)キミノナハマリア
△(8)シンリョクカ
△(12)シンティレーション
△(14)ハーパー
◆宮下 瞳(みやした・ひとみ)1977年5月31日、鹿児島市生まれ。47歳。95年10月に名古屋でデビューし、11年8月に引退。男児2人の出産を経て16年8月に現役復帰。今春、女性騎手初の黄綬褒章を受章。女性騎手で国内最多の地方通算1282勝。