期待の良血馬オルグジェシダ

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 「新馬戦」(9日、東京)

 待ちに待った初陣だ。土曜東京5R(芝1800メートル)で、祖母にG1・6勝のブエナビスタがいるオルグジェシダ(牝2歳、父モーリス、美浦・宮田)がデビューする。

 当初は夏の福島を目指していたが、態勢が整わずに仕切り直して秋まで待った。宮田師は「夏を越して、背が伸びて馬体重も15キロくらい増えている。一頓挫あったけど、いい成長期間になりましたね」と前向きに捉えている。

 6日の美浦Wではレースでもコンビを組む戸崎圭を背に、6F84秒8−38秒9−11秒8で3頭併せの最先着。指揮官は「走ってきそうですよ。ジョッキーも好感触でした」と素質の高さを再確認した。跳びの大きな走りで府中の長い直線を疾走する。