「命を削るバカがどこにいる」元バレーボール選手・栗原恵、重篤な症状を放置し母親が激怒
11月5日の「踊る!さんま御殿!!」にて「体調すぐ悪くなる有名人」を放送。パリ五輪体操団体で金メダルを獲得した橋本大輝選手と元バレーボール選手の栗原恵がゲスト出演し、スポーツ選手ならではの苦労を明かした。
オープニングでは、さんまが橋本に「おかえりなさいませ!」と声をかけると、全員が拍手。「怪我をしたり不調だったりする中でどんな気持ちやったん?」と聞くと、「出発前は不安ばっかりだったんですが、ほかの選手やスタッフの皆さんが支えてくださって、金メダルを獲ることができました」と感謝する。また、首にかけていた金メダルを隣に座る津田寛治が触らせてもらい大興奮。さんまも金メダルを手にすると、松田元太(Travis Japan)に細かい指示をして、五輪表彰式でよく見る“プレゼンターと選手がこそっと話す”場面を再現してみせる。
トークテーマ「なぜこのタイミングで体調悪くなるんだと思った事」では、鼻炎持ちで花粉症でもある橋本選手が、シーズンが長く手術ができないことや、ドーピング検査のため薬が飲めない苦労を告白。さんまが冗談で「大車輪中に(鼻水が)ピュッと」とイジると、橋本選手は「本当に演技中に、バレないように」とこっそり拭いていることを明かす場面も。さらに橋本選手にはアトピーやぜんそくの持病もあると知ったさんまは思わず「引退すれば? かわいそうすぎるやないか」と同情してしまう。同じく花粉症の栗原も「目薬も湿布もドーピング検査のためできない」と説明。「引退してからすごく楽」と語った。
また、栗原は、現役時代に体調が悪くても周囲にわからないことがいい事だと思っていたものの、脳血栓で即入院となった際には、母親から「命を無駄にしてバレーボールをするバカがどこにいるの」と怒られたことで、「病院には行ったほうがいい」と考えを改めたそう。このエピソードにさんまは「素敵なお母さんやな」と感心していた。