セリエA名門の新ユニで「なぜ鹿児島?」 日本へ敬意のデザイン、意外なつながりが話題
セリエA名門ナポリの新サードキットデザインが反響
イタリアの名門ナポリがサードキットを発表。
日本の芸術スタイル、文化が採り入れられたユニフォームは、日本のある都市からインスピレーションを得ているものとされ、意外な関係性が話題を呼んでいる。
ナポリはセリエAを3度制覇した実績を誇る名門。今回そのナポリから発表されたサードキットには、侍の姿に敬意を表し、兜、面法、刀などの日本文化の特徴的なディテールが施されている。クラブの公式SNSでは、鹿児島県の象徴である桜島をバックにサードキットを着用するモデルの姿がアップされ、日本のファンからは「なぜ鹿児島?」「鹿児島とは渋い」との反応が上がった。
実は両都市には深い関係が。ナポリと鹿児島は1960年に姉妹都市盟約を締結。ナポリ湾に望むベスピオ火山、錦江湾に浮かぶ桜島の風景が似ていることから、鹿児島市は古くから「東洋のナポリ」とも呼ばれてきた。
そうした縁からコラボレーションが実現。ナポリは公式サイト上で「サードキットは、ナポリから世界へという私たちのプロジェクトにぴったりです。ナポリから出発し、実際には日本の鹿児島市に到着したのは、遠く離れた文化でありながら深い戦士の精神で結ばれた2つの文化の絆を伝えるため」と説明しており、新たな1着に「カッコイイ」「いいデザイン」といった声も寄せられている。(FOOTBALL ZONE編集部)