「パワハラは事実無根」社員15名の橋本環奈の事務所が“大型採用”10名募集の「気になる雇用条件」

写真拡大 (全2枚)

《記事にありました弊社所属女優橋本環奈のパワハラ発言に関した内容については事実無根であり明らかに事実と異なる内容であると断言致します》

女優・橋本環奈のパワハラ疑惑などが11月1日発売の『週刊文春』で報じられ、ネット上などで大きな波紋を広げる中で、所属事務所『ディスカバリー・ネクスト』の伊藤功社長が長文のコメントで完全否定した。

記事では橋本のパワハラが原因で現場マネージャーがコロコロ変わり、これまでに

《マネージャー8人が次々と辞めた》

と報じている。

法的措置などは一切匂わせず

伊藤社長は、自分がスタッフを厳しく𠮟りつけたことで、橋本がやったことになっている可能性があるといい、橋本自身がマネージャーにパワハラをすることは一切ないとしている。かなり長文ではあるが、退職したマネージャーの人数については言及していない。

さらには

《記事に関しては内容に相違があると反論しても「取材には絶対の自信を持っています」と返ってくるのが常で、今回も何か反論すれば先方からはそのような対応が返ってくるのかもしれませんし、それは無意味な水掛け論になる事にもつながりかねないので弊社の見解は今回をもってとさせて頂き……》

として反論は今回で終わりにするそうだ。

「文春に掲載されたのは、直接の被害者のコメントではなく関係者の証言でした。しかしこういった報道があれば、“私も辛かった”とフラッシュバックし、週刊誌にタレ込む元マネージャーが出てくる可能性がある。ラインやパワハラ音声などの証拠があれば、どこかの出版社が買い取るという可能性もある。伊藤社長の書いた文書を見る限り、法的措置などは一切匂わせずに、“二の矢三の矢”の報道を恐れているような書き方に見えますね」(女性誌記者)

一方、求人サイト『doda』には橋本の事務所『株式会社ディスカバリー・ネクスト』の求人が掲載されている。掲載期間は10/17〜11/13なので現在募集の真っ最中ということだ。

入社時の年収は“240万円〜”

ページには大きく橋本環奈の写真が掲載され

「事業拡大につき10名規模の大型採用★新人発掘など幅広く活躍するチャンス!」

と書かれている。

確かに多忙な橋本が所属する事務所なら人材がかなり必要なのかもしれない。しかし会社概要を見れば従業員数が15名と書かれている。そんな小規模な会社が一気に従業員を10名も増やすという。

求人の条件を見ると、未経験者は月給18万5千円以上と書かれている。都道府県ごとに定められた東京都の「地域別最低賃金」は今年10月1日から1163円に改定された。東京労働局によると月給に換算すると約20万円になるという。橋本の事務所は賞与2回と書かれており、入社時の年収は“240万円〜”となっているため“ギリギリセーフ”といったところか。

「いまだに芸能事務所は朝から晩まで激務で、残業代などきっちりとくれない事務所はありますからね。過去には有名事務所の社員が会社を訴えたこともあり、過労死ラインを毎月超えていたそうです。橋本さんの事務所はどうか分かりませんが、最初は憧れの芸能人に近づけると思って安易に入ってきても、仕事がキツくてすぐ辞めるという悪循環は芸能界ではよくありますよ」(芸能プロ関係者)

芸能界という“キラキラ”した世界に夢をみて、飛び込んでくる若者も多いだろう。だが、“憧れ”だけでは通用しないことは、理由はともあれ橋本の事務所のマネージャーが次々と辞め、大量採用していることからも明らかなようだ――。