ワールドシリーズ優勝を決めたロサンゼルス・ドジャースの主砲フレディ・フリーマンの故障に関する記事を掲載。日米の野球ファンの間で反響を呼んでいる。

【映像】フリーマン、骨折して“サヨナラ満塁弾”→投手に異変

それは米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者によると、フリーマンは、現地時間の10月4日の打撃練習中に脇腹に痛みを感じて転倒。しばし立ち上がることができないほどの痛みであったことから、すぐに検査をしたところ、なんと第6肋骨の肋軟骨を骨折したことが判明。しかもそれは、復帰までに数ヶ月を要するレベルのものであったのだという。

この時点でフリーマンは、8月に見舞われた右手中指の亀裂骨折に加え、前週には右足の捻挫に見舞われたばかり。それに加えて肋軟骨の骨折と、まさに満身創痍の状態であったことから、実父からも直々に試合への出場を止められたほどであったのだという。それでも出場を強行したフリーマンであったが、実際、空振りをするたびに激痛が。そこでフリーマンは「ミスするのはやめなきゃいけない」と考えるとともに、キネシオロジーテープで腹部を固定して出場し続けたのだという。

肋軟骨の骨折を隠したままで出場し続け、結果、ポストシーズンも打棒を炸裂させ、チームのワールドシリーズ制覇に大きく貢献しMVPに輝いたフリーマン。優勝パレードの際には、今夏、ギラン・バレー症候群を発症した三男・マックス君も含め、愛する家族との集合ショットを嬉しそうに撮っていたが、こうしたフリーマンの姿と、それまでの知られざる満身創痍での戦いに、ネット上のファンからは「マジかよ」「ヤバすぎる」「信じられない」「化け物やな」「よくHR打てたな」「スゴすぎるだろ」「フリーマンいなかったら優勝してないわ」「泣けるな」「山王戦の桜木花道モード」「まさに漢やな」「15歳からタフガイだから」「大谷さんもだけどトップ選手はマインドが違うな」「WSが本来の姿」といった様々な反響が巻き起こっている。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)