[11.2 プレミアリーグ第10節 サウサンプトン 1-0 エバートン]

 プレミアリーグは2日に第10節を行ない、日本代表DF菅原由勢が所属するサウサンプトンがエバートンをホームに迎え、1-0の完封勝利を収めて今季初白星を獲得した。

 菅原がベンチスタートとなったサウサンプトン。開幕9戦1分け8敗の未勝利で最下位に沈み、苦しい状況が続いている。

 試合はともにゴールを許さずにスコアレスで前半を折り返すと、後半5分にエバートンにゴールを脅かされる。しかし、MFオレル・マンガラの枠を捉えたシュートは好反応を見せたGKアーロン・ラムズデールが弾き出す。さらに21分にはDFマイケル・キーンに至近距離からヘディングシュートを放たれるが、これもラムズデールが好セーブでゴールを守った。

 34分にはサウサンプトンベンチが動き、菅原がピッチへと送り込まれる。40分にセットプレーの流れからエバートンFWベトにクロスバー直撃のシュートを放たれるも、ルーズボールを拾って攻撃につなげると、この流れからサウサンプトンにゴールが生まれる。

 左サイドからパスがつながれ、右サイドを駆け上がった菅原がボールを呼び込むとグラウンダーのクロスを供給。フリーで走り込んだFWアダム・アームストロングが右足で蹴り込み、スコアを1-0とした。

 その後、サウサンプトンに追加点こそ生まれなかったものの、エバートンの反撃を許さずに逃げ切り、1-0の完封勝利。勝ち点3を上積みし、最下位を脱出した。