都庁で行われた表彰式に出席した(左から)堀米雄斗、北口榛花、小池都知事

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 天皇、皇后両陛下主催の秋の園遊会が30日、東京・元赤坂の赤坂御苑で開かれた。陸上女子やり投げの北口榛花(JAL)らパリ五輪・パラリンピックの金メダリストが多数招かれ、各界の功労者や自治体関係者ら約1400人が出席した。両陛下はにこやかに声をかけて回られ、長女愛子さまや秋篠宮ご夫妻ら皇族も歓談に加わった。

 北口は園遊会に出席し「普通に生きていて、こんな機会を得られるのはそうそうない。金メダルを取れたからこそ経験できたこと」と実感を込めた。その後は都庁に移動し、東京都栄誉賞と都民スポーツ大賞を受賞。2025年東京世界選手権へ向けて「陸上の力で東京都を盛り上げていけたら。みんなで君が代が聞けるように」と連覇を誓った。

 また同じく受賞した堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)も、2028年ロサンゼルス五輪へ気持ちを新たにし「小さい頃から憧れたアメリカ。出場権を確実にゲットして、夢の舞台に出場したい」と語った。