校歌を歌う東洋大姫路・岡田監督(中央)

写真拡大

 「秋季高校野球近畿大会・準々決勝、東洋大姫路4−0大院大高」(27日、ほっともっとフィールド神戸)

 東洋大姫路が4強入りし、2022年以来3年ぶりとなるセンバツ出場を当確させた。

 二回2死二塁で白鳥翔哉真外野手(2年)の中前適時打で先制。六回には2本の長打を絡めて一挙3得点を挙げて主導権を握った。

 先発したプロ注目右腕の阪下漣投手(2年)は三回に三者連続空振り三振を奪うなどして、流れを渡さず。9回6安打無失点、球数90球でマダックス(球数100球以内での完封勝利)を達成した。

 履正社を率いて2019年に夏の甲子園優勝を果たした岡田龍生監督が2022年4月に就任。母校を指揮してから初となる聖地への切符を確実なものにした。「OBたちはさみしい思いをしている。甲子園でなんとか校歌を歌いたい」と力を込めた。