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 広島・新井監督が1位指名した青学大・佐々木泰内野手(4年=県岐阜商)のもとを「12球団最速」で訪れ、「男前ですね。顔を見ただけでしっかりしているなと思いますね。さすがキャプテンですね」と声をかけた。

 緊張した面持ちで壇上で待っていた佐々木の元へ駆け寄ると、力強く握手を交わした新井監督。肩に手をやると「たくましいね」と驚いた様子。右の長距離砲としても期待が懸かり、「うちのチームの編成場も右バッターも貴重な存在ですので、彼には1年目からどんどん活躍するつもりでうちに来てもらいたいです」と期待した。

 昨年も常広を1位で獲得した際に訪れた新井監督。当時は離れた場所から眺めていた佐々木は「本当にでかいなと。去年、自分は常広さんが選ばれたときは遠くから見ていたので」。その後、意気込みなどを聞かれると「本当にチームや日本を代表になる選手になる思いが強いので、まずは広島カープで中軸を張れるような選手になりたいです」と未来の指揮官へ向かって堂々と活躍を誓った。

 自身も佐々木と同じ三塁手として活躍した新井監督。将来の広島を背負う可能性を十分に秘めた佐々木に向かって、「ゆくゆくは中軸、侍の方にも選ばれるような選手になってほしいです」とも期待した。