東京GBに負けた瞬間、うなだれる東レ静岡の選手たち(手前は阿部裕太監督)

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◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ 東京GB3―1東レ静岡(19日・このはなアリーナ)

 東レ静岡が新リーグのホーム開幕戦に臨み、東京GBに1―3で逆転負けを喫した。チアリーダーやマスコットなど昨季まではなかった演出で会場を盛り上げ、第1セット(S)は25―16と先取したが、第2S以降は相手のサーブにペースを乱された。1勝2敗で黒星先行となった。

 東レ静岡は1―2の第4Sは粘りを見せたが、27―29で落とすと会場からため息が漏れた。三島市民体育館で行われた昨季ホーム開幕戦(1080人)と会場も相手も違うが、観衆2592人は2倍以上。「コートに入って、すごく一体感を感じました。だからこそ勝ちたかった」。アタックで8得点、決定率36・4%にとどまったアウトサイドヒッターの山田大貴(23)は悔しさをにじませた。