６回巨人無死。丸の打球を華麗にさばく横浜ＤｅＮＡ・牧＝東京ドーム

◆横浜ＤｅＮＡ２−１巨人（東京ドーム）

　主将牧が好守で先発の大貫をもり立てた。

　１―０の六回。先頭打者丸の中堅へ抜けそうな当たりを捕球し、一塁へジャンピングスロー。「手段はいっぱいあると思うがああいうプレーになった。勘というか、動きながらのプレーだった」。一度はセーフの判定だったが、三浦監督のリクエストで覆った。

　第３打席の右安打でファイナルステージ初ヒットも記録。それでも「あした（１８日）も試合がある。１本ずつ打てればいい」と冷静だ。２連勝で２勝１敗。「すごく大きい。当然、相手にもプレッシャーをかけられる。勝ち方も粘り強く勝てている。この気持ちを忘れず、また全員でやっていきたい」と力を込めた。