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 俳優の西田敏行(にしだ・としゆき)さんが東京都世田谷区の自宅で死去したことが17日、分かった。76歳だった。

 お笑い芸人で元「ガリベンズ」の矢野正樹(43)が17日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、西田さんを追悼。西田さんからの“教え”を今も守っていると明かした。

 矢野は「西田敏行さんとは一度だけお酒の席でご一緒させていただき、めちゃくちゃ優しくしてくださいました。居酒屋さんで他の席から『浜ちゃーん』って声をかけられたら『はいはーい、どう?釣れてる?』って何度も応えてらっしゃいました」とし「他の席との壁になるように間に入ろうとすると、『いいんだよ。矢野ちゃんね、アレやってって言われたらやってあげればいいのよ。喜んでくれるんだからさ。』とおっしゃってくれました」と振り返った。

 さらに「あの日から守っております。ご冥福をお祈りいたします」と追悼した。

 西田さんは、映画「釣りバカ日誌」シリーズや、「池中玄太80キロ」(日本テレビ)など数多くのドラマのほか、バラエティー、舞台など幅広く活躍。明るいキャラクター、温かみのある演技で多くの人に親しまれたが、ファンに対する対応も一流だったことがうかがわれる。