30年前、ハワイのホノルルで占い師の藤田小女姫さん親子が殺害された事件で、殺人の罪で服役中だった日本人の男が死亡しました。

現地メディアは同じ監房に収監されていた別の受刑者による犯行だと伝えています。

この事件は1994年2月、ハワイのホノルルで、占い師の藤田小女姫さんと息子の吾郎さんが射殺され、その後放火された事件です。

金銭トラブルの末の犯行として、日本人の福迫雷太受刑者が逮捕され、その後の裁判では殺人の罪で有罪評決が下っています。

地元当局によりますと、14日未明、刑務所の職員が監房内で血を流し、意識不明の状態で倒れている福迫受刑者(59)を見つけました。

福迫受刑者はその後、現場で死亡が確認されました。

現地メディアによりますと、発見時、福迫受刑者の首には鋭利な物体が刺さっていたということで、地元当局は同じ監房に収監されていた別の受刑者による犯行とみて詳しい状況を調べています。