北中米ワールドカップのアジア最終予選のグループCは10日、各地で第3節を行った。日本代表は敵地ジッダでサウジアラビア代表を2-0で破り、開幕3連勝で首位をキープした。

 日本と同グループでは、オーストラリア代表が中国代表に3-1で勝利。先制点を奪われながらも3得点で逆転し、トニー・ポポビッチ新監督の初陣を白星で飾った。

 バーレーン代表とインドネシア代表の対戦は2-2のドロー。前半15分にバーレーンが先制したが、前半終了間際にインドネシアが追いつく。後半29分にインドネシアが逆転するも、今度は後半アディショナルタイムにバーレーンが追いつく展開。両者勝ち点1を分け合った。

 3連勝の日本が首位を独走するものの、2位争いは白熱。勝ち点4がオーストラリア(得失点差+1)、サウジアラビア(得失点差-1)、バーレーン(得失点差-4)で並び、5位のインドネシアも勝ち点3と迫っている。6位・中国はいまだ勝ち点を得られていない状況が続いている。

 15日には第4節が行われる。日本は埼玉スタジアム2002でオーストラリアと対戦。中国とインドネシア、サウジアラビアとバーレーンがそれぞれ対戦する。

[グループC]

1.日本(9)+14

2.オーストラリア(4)+1

3.サウジアラビア(4)-1

4.バーレーン(4)-4

5.インドネシア(3)0

6.中国(0)-10