ゴールは決めたが…(ロイター)

写真拡大

 2026年北中米W杯アジア最終予選C組第3戦(10日)で中国はオーストラリアに1―3で敗れて3連敗となった。ここまで勝ち点ゼロ、得点2、失点14とダントツの最下位となる6位。中国「網易」など各メディアは厳しい見通しを伝えた。

 同メディアは「伝統的な強豪3チーム(日本、サウジアラビア、オーストラリア)と対戦した代表チームの3連敗は予想通りの結果であるが、得失点差マイナス10で不利は明らかだ。(5位の)インドネシアは得失点差がゼロである」と強調し「15日にホームでインドネシアと対戦するが、これがまさに生死をかけた戦いであることは間違いない」と報じた。

 次のインドネシア戦に敗れれば、W杯出場の可能性が極めて厳しい状況になるが、その上で「インドネシアに勝たないと、最下位どころか、最終予選で1勝するのも難しい」と歴史的な惨敗になることを懸念していた。

 また同メディア「捜狐」は「代表は別の種類の絶望を演じた」と見出しを付けて、敗れたオーストラリア戦について「興味深いことに3試合の中でもっともひどいパフォーマンスではなかった」と指摘。それでも完敗したことに「3連敗でスタートし、出場権を獲得する可能性は極めて低い」とあきらめムードだった。