守備の要として活躍してきたフンメルス photo/Getty Images

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ローマ所属のマッツ・フンメルスは、新天地デビューを気長に待っているようだ。

フンメルスは今夏、ドルトムントを退団すると、移籍期間中にさまざまなクラブへの加入が噂されたが、結果的には9月4日にローマ所属となった。ただコンディションが万全な状態になく、1ヶ月以上たった今でも試合には出ていない。

そして『Football Italia』によると、先日行われた第6節のモンツァ戦でデビューする予定だったそうだが、風邪の症状でまたもやデビューはお預けとなってしまった。

そんなフンメルスだが、さすがベテランともいうべきか、彼には全く焦りがないようだ。というのも自身のSNSにローマを観光を楽しむ自身の写真をいくつか投稿したのだ。彼の表情はとてもリラックスし、景色の良い場所やグルメを堪能したようだ。投稿に添えられたメッセージは「ローマは遠い。試合の写真がアップされるのはもう間もなくだと思う」とデビューが遅れてしまったことと、近づいていることを示唆する内容が書かれていた。

ローマは先日、ダニエレ・デ・ロッシ監督を解任し、新監督にイヴァン・ユリッチを迎えたが、まだ安定した戦いぶりを見せられていない。果たしてフンメルスは、チームに安定をもたらす存在となれるか、彼の活躍に期待がかかる。