Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、10月8日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は今シーズンからMリーグに参戦し、ここまで2戦2勝と文句なしの成績を残しているセガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)。192センチと高身長を誇る竹内の進撃を止める者は現れるか。

【映像】竹内元太、破竹の3連勝なるか!?

 開幕前には「50ポイントくらい勝てれば」と、実力・実績からすれば控えめな目標を掲げていた竹内だが、蓋を開けてみれば牌に恵まれたこともありつつ、周囲の期待にしっかり応える2連勝。控室でもチームのムードを盛り上げており、昨期まで2年連続最下位となったチームをガラリと変えた。個人3連勝でさらにチームポイントも上乗せられれば、上昇ムードも高まるばかりだ。

 U-NEXT Piratesの瑞原明奈(最高位戦)は前回の試合、オーラスでの逆転勝利を決めてシーズン初勝利。江頭2:50と約束していた一発ギャグも終え、ようやくきれいさっぱりした。ここから先は、時に静かに、時に“ゴリラ”になって、相手を翻弄する。まずは個人プラス域に戻るのが第一関門だ。

 赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)は2戦して3着、ラス。牌の巡り合わせもあってか、あまりしっかりと戦える環境を与えられていない不運もある。とはいえ、難しい配牌からでも、最善を尽くさなければいけないのが麻雀の難しいところ。ポイントが欲しい状況で、どこまで落ち着いて打ち進められるか。

 TEAM雷電の顔、萩原聖人(連盟)も3着2回、ラス1回と、まだ連対もできていない。チームは5位ながら8位までは団子状態で、1つのラスであっさり7位以下のレギュラーシーズン敗退のゾーンに転落する。まだ12試合、8分の1を終えたところだが、入れ替えレギュレーションに引っかかる可能性もあるだけに、とにかくもっと上位で落ち着いた日々を送るためにも、萩原の初勝利が流れを大きく変えるはずだ。

【10月8日第1試合】

赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)個人29位 ▲77.0
セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)個人1位 +136.0
TEAM雷電・萩原聖人(連盟)個人33位 ▲124.3
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)個人22位 ▲3.0

【10月7日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +200.2(10/96)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +142.0(12/96)
3位 U-NEXT Pirates +100.2(10/96)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +49.4(12/96)
5位 TEAM雷電 ▲56.1(12/96)
6位 赤坂ドリブンズ ▲68.7(10/96)
7位 BEAST X ▲77.6(12/96)
8位 EX風林火山 ▲85.6(12/96)
9位 渋谷ABEMAS ▲223.8(14/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)