ポルトでプレイするオモロディオン photo/Getty Images

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今夏にはEURO2024、パリ五輪のダブル優勝を果たし、勢いに乗るスペイン代表。次なる目標は2026ワールドカップ北中米大会制覇となるが、課題の1つはセンターフォワード探しだろう。

ミランへ移籍したFWアルバロ・モラタも奮闘しているが、センターフォワードの選手層はそれほど厚くない。2年後までに新世代の台頭にも期待がかかる。

今季開幕からインパクトを残しているのは、ポルトガルの名門FCポルトに加入した20歳の大型FWサム・オモロディオンだろう。193cmのサイズを誇るオモロディオンは、スペインでは少ない大型ストライカーだ。ポルト移籍後はリーグ戦3試合で3ゴール、ヨーロッパリーグでも1ゴールを決める最高のスタートだ。

スペイン『as』はスペイン代表を指揮するルイス・デ・ラ・フエンテがすでにオモロディオンを代表のプレリストに加えていると伝えていて、代表候補とカウントされるところまではきている。

他の候補者としてはモラタ、ビジャレアルで好調のアヨゼ・ペレス、レアル・ソシエダのミケル・オヤルサバルもその位置に入れる。さらにベテランとなったFWホセルも候補だ。

パリ五輪で活躍したジローナFWアベル・ルイスのさらなる成長にも期待がかかるが、オモロディオンはこの競争を勝ち抜けるだろうか。193cmのサイズは魅力的で、スペイン代表のオプションとして面白い選手と言えるだろう。