バルセロナ移籍が噂されるナバス photo/Getty images

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バルセロナはかつてレアル・マドリードの黄金期を支えた元コスタリカ代表GKを緊急獲得する可能性がある。

フェラン・マルティネス氏によると、バルセロナは現在無所属の元コスタリカ代表GKケイロル・ナバスの獲得を目指しているという。同クラブは絶対的な守護神であるドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの長期離脱が決定したことで即戦力級のGKの獲得を急いでいるようだ。

現在37歳のナバスは母国でキャリアをスタートさせた後、2010年夏にアルバセテに移籍、そして翌年7月にはレバンテへと移籍。2014年に行われたFIFAワールドカップブラジル大会で大活躍を果たすと、同年夏にはレアル・マドリードへ完全移籍を成し遂げることに。1年目こそ元スペイン代表GKイケル・カシージャス氏の壁を破ることができなかったが、カシージャス退団後は正守護神として活躍。チャンピオンズリーグ3連覇をはじめとする数多くのタイトル獲得に貢献した。

2019年夏に完全移籍したパリ・サンジェルマンでも公式戦通産114試合に出場するなど主力として活躍。昨季限りで契約が満了となり、クラブを退団となったナバスはフリーとなり、現在は新天地を模索する形となっていた。

そんなナバスだが、バルセロナ移籍の可能性が急浮上。同氏によると、ナバスはバルセロナへの移籍を希望しており、テア・シュテーゲンの代役を務めることに意欲的とのこと。またナバスは給与面も問題視しておらず、フリーエージェントということもあり、即座に契約が完了する可能性があるようだ。

これまでコスタリカ代表としても通算114試合に出場するなど代表レベルでの経験も豊富なナバス。ラ・リーガで数多くのタイトルを手にしてきた名GKはバルセロナへ移籍するのだろうか。