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郵便局に刃物を持った男が押し入り、現金100万円を奪って逃走していた事件で、男が逮捕されました。

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12日、山形県白鷹町の簡易郵便局で起きた強盗事件。10日以上がたった23日になり、山形市の大工・杉沼武志容疑者(65)が逮捕されました。

警察によると、白鷹簡易郵便局に刃物を持って押し入ったという杉沼容疑者は、「カネを入れろ!」と、70代の女性局長に自らのリュックサックを示すと、刃物を向けて脅し、現金100万円を奪った疑いがもたれたということです。その犯行の時間は、わずか4分ほどだったといいます。

警察は、郵便局の防犯カメラや付近を走行する業者のドライブレコーダーを解析。そして、23日朝、警察が自宅にいた杉沼容疑者(65)に任意同行を求めて事情を聞き、容疑が固まったため逮捕しました。

近隣住民
「(逮捕されるまでは)すごく心配で。 高齢者にもなってきていたので、しかも1人暮らしだから、もう怖くて日中(家にいても)鍵をかけていた。夜は枕元に、こん棒のようなものと懐中電灯を置いて寝ていた。そうしないと怖くて」

杉沼容疑者は容疑を認めているということで、警察は動機などについて追及する方針です。